シェアハウス、シェアマンションという住まい方が、首都圏を中心に浸透してきています。
先週視察に行ってきました。
色々な形態はあるのですが、自分の部屋があって、キッチンやリビングを共用する。ここまでは大体一緒です。
少々違いがあるのはトイレとシャワーブースが共用か、自分の部屋にあるかですかね。
これは、赤坂のど真ん中にあるシェアマンションの共用キッチンです。
自由に使えて、清掃は業者がやってくれます。
これは、コレクティブハウスという、シェアハウスよりももうちょっと住人同士の距離が近い形態です。清掃や食事を共同で行います。もちろん可能な限りという事なのですが、月に一日は食事当番をするのがルールです。
そうすると、週に3日この食堂で住人が作った食事をすることができます。
これはちょうど視察に行ったときに皆さんが作っていたフォカッチャです。みんなで楽しそうにおしゃべりしながらランチしていました。

いろいろな役割が住人に割り当てられて共同で生活している感じです。
もちろん、可能な範囲でということになります。
仕事などをしている人は月に一度、窓ふきをしたりしています。
それらは掲示板と仕事分担表で決まっています。

コレクティブハウスは北欧などでは一般的な住まい方です。ある時期まで公営住宅の一定割合はコレクティブハウスにすることが法令で決まっていて、一気に浸透したようです。
住民が顔の見える関係という事で、女性に治安上の安心感があるようです。このコレクティブハウスも女性が6割を占めていました。
また、高齢者も多く何かあったら声をかけてくれる関係という事で安心のようです。
子育て中の方は子供が学校から帰ってきたら、共同のリビングに誰かが居るのでその点でも昔のご近所づきあいのような関係が成り立っていました。
建物の機能の一部(リビング・キッチン・ユニットバス等)をシェアしたり、生活の一部(食事・清掃・談話・趣味等)をシェアしたりすることの目的は二つあるようでした。
一つは安く住める。
もう一つは安心安全・人とのつながりです。
戦後一貫して日本で進んだ高度経済化、都市化、核家族化。
その帰結としての人間関係の情報化と希薄化、少子高齢化。
結果的に日本の住まいは極めて画一化し、硬直化してしまいました。
その揺り戻しが確かに東京では始まっていました。
岩見沢の中心市街地にも同じような住まい方の取り組みが始まっているようですが、この流れは今後のトレンドになるでしょうね。


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